孤独について

スーパーのレジで財布から小銭やカードがこぼれ落ちた。

レジには行列があり、支払いを終わった人も周りにはたくさんいる。その中で、私は下を向いて1人自分がこぼした小銭などを地道にひろう作業をする。

「誰も助けてはくれないんだ。」と思いながら。

小銭は薄くなかなか指につかみにくい。

私の指とは違う指が近づいてきた。

「大丈夫ですか」と若い女性が一緒に拾い始めてくれていた。

なんとありがたい。孤独から解放された気持ちになった。

私の後にレジに並ぶ人などは、未だ高い位置から私たちを眺め下ろしている。

同じ目線にいてくれる人が1人いるだけでこんなにも気持ちが違て感じるものなのだと思った。

あの若い女性は天女様だったのだろうか。

ありがたや。ありがたや。

今度は私が恩返しを誰かにする番!

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